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稲刈り

 9日、朝からうちの田んぼの稲刈りが始まった。品種はハナエチゼン。村の組合の人がコンバインの運転もライスセンターへの運搬もしてくれるので、父と僕はちょっとサポートするくらい。

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 昔はもちろん、こうはいかず。大昔は鎌で刈っていたし、稲刈り機が導入された後もハサと呼ばれる稲干し場(竹製)に干さなければいけなかった。僕も子ども時代、よくそのはさ掛けを手伝ったものである。日本の原風景ということで、眺めているぶんにはいいが、やはり重労働であって。

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 今はコンバインが刈りにくいコーナー部分を鎌で刈ったり、お茶やお菓子を持ってきて休憩時に勧めるくらい。あとは組合の担当者におまかせである。

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 つがいになったトンボが稲穂の海を跳ねまわる。その金色の稲をコンバインがバリカンのように刈っていく。かなり早い。あっというまに一枚の田んぼを刈ってしまう。ちょっとあっけないくらい。籾だけ摘みとって、稲わらは裁断して機械の後ろから田んぼにまいていく。昔はこの稲わらで縄を作ったものだ。うちにも縄を編む足踏み式の機械があったなぁ。

Photo_4 

 籾は農道にとめられた軽トラの荷台のコンテナに巨大ストローで排出する。この巨大ストロー、名前を「ズームオーガ」というらしい。ちょっとエッチな名前ではある。籾は村のライスセンターに運ばれ、乾燥、籾すりをおこなう。で、出来上がった米が玄米で、蔵に玄米のまま保管して、食べるぶんだけ精米することになる。

 

 

 

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