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立川志らく

 県都の駅前にあるホールで立川志らくの独演会があると知り、ダメモトでチケットが残っているかと問い合わせると、まだあるという。これは行かねばなるめえってことで、バスに乗って出発。たまには地球に優しいことをしようと、クルマじゃなく、バス・列車と乗り継いだのだ。それにクルマじゃなければ、昼間っから酒が飲めるし(笑)。

 特別に取り置きしてもらったチケットを受けとったあと、まずは腹ごしらえ。ここのところ、中華系を食べてなかったので、中華料理屋に入り、焼きビーフンとチャーハンを注文。そしてもちろんビール。

 独演会は2時半スタート。まずは弟子の立川らく次が前座をつとめる。「やかん」という噺で、なんでも知っていると言い張る「隠居」がいろんなものの名の由来をかなり強引に説明していく筋だ。

 そして真打ち、立川志らくの登場。時事ネタや師匠の立川談志のまねをして笑わせたあと、「太鼓腹」をかける。素人ながら鍼を打つのにこり始めた「若旦那」に狙われたかわいそうな「幇間(たいこもち)」の噺。「幇間」なんて、落語の世界以外ではほぼ絶滅してるのではなかろうか。

 休憩を入れて、再び志らくの噺。今度は「人情噺」の傑作「芝浜」。落語というよりは、江戸時代を舞台にした独り芝居といった感じ。酒や煙管をうまそうに飲む姿がいい。酒好きの主人公が、昼間から酒が飲みたくて公共交通機関でやってきた僕の姿にちょっとダブる(笑)。

 帰り際、ロビーで手ぬぐいを買って、志らくさんにサインを書いてもらう。いいみやげができた。今年は落語方面を攻めてみようかな。。。

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