文化・芸術

林家三平襲名披露公演

 今日は二代目林家三平襲名披露公演を聞きにいってきた。兄の林家こぶ平が正蔵になったのにようやく慣れてきたと思ったら、今度は林家いっ平が三平を継ぐという。

 公演の他の出演者は林家正蔵、林家たい平、林家鉄平で、途中、笑える「口上」もあって。正蔵を含め、彼らの落語を聞くのは初めてだったが、なかなか面白かった。

 特に笑ったのが、たい平の噺で、演目は「紙屑屋」だったのだが、その前の「枕」や途中の「くすぐり」にもかなり笑った。なかなかの芸達者である。綾小路きみまろっぽいところもあったけど。

 二代目三平の噺は、ちょっと勢いに乗りすぎていて、力が入ってる感じがしたので、もう少し肩の力が抜けるといいかもしれない。なんて、人前で話すのが苦手な僕から上から目線で言われたくないだろうけど(笑)。

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立川志らく

 県都の駅前にあるホールで立川志らくの独演会があると知り、ダメモトでチケットが残っているかと問い合わせると、まだあるという。これは行かねばなるめえってことで、バスに乗って出発。たまには地球に優しいことをしようと、クルマじゃなく、バス・列車と乗り継いだのだ。それにクルマじゃなければ、昼間っから酒が飲めるし(笑)。

 特別に取り置きしてもらったチケットを受けとったあと、まずは腹ごしらえ。ここのところ、中華系を食べてなかったので、中華料理屋に入り、焼きビーフンとチャーハンを注文。そしてもちろんビール。

 独演会は2時半スタート。まずは弟子の立川らく次が前座をつとめる。「やかん」という噺で、なんでも知っていると言い張る「隠居」がいろんなものの名の由来をかなり強引に説明していく筋だ。

 そして真打ち、立川志らくの登場。時事ネタや師匠の立川談志のまねをして笑わせたあと、「太鼓腹」をかける。素人ながら鍼を打つのにこり始めた「若旦那」に狙われたかわいそうな「幇間(たいこもち)」の噺。「幇間」なんて、落語の世界以外ではほぼ絶滅してるのではなかろうか。

 休憩を入れて、再び志らくの噺。今度は「人情噺」の傑作「芝浜」。落語というよりは、江戸時代を舞台にした独り芝居といった感じ。酒や煙管をうまそうに飲む姿がいい。酒好きの主人公が、昼間から酒が飲みたくて公共交通機関でやってきた僕の姿にちょっとダブる(笑)。

 帰り際、ロビーで手ぬぐいを買って、志らくさんにサインを書いてもらう。いいみやげができた。今年は落語方面を攻めてみようかな。。。

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幕の内弁当的コンサート

 芸術の秋真っ只中ということで、今日は市内のホールでおこなわれたクラシックのコンサートに出かけた。といっても、堅苦しい、眠気を誘うようなガチガチのクラシックコンサートではなく、合唱曲あり、ソプラノ独唱あり、モーツァルトあり、ベートーベンあり、ビゼーあり、映画音楽ありの「幕の内弁当」的なコンサートだった。

 さらに小学生に指揮者の体験をさせるコーナーや観客全員を立たせて日本唱歌を歌わせるコーナーもありで。しかたなく僕も「われは海の子」を歌った。ホントは「山の子」だけどさ。

 もちろん値段と敷居が高いだけでたいしてうまくないフランス料理のコースよりも、安いけど程度のよい幕の内弁当のほうが満足度は高いわけで。今日のコンサートはまさにいい意味で「幕の内弁当」だった。

 合唱曲のひとつは、永年埋もれてた地元を歌った歌だったし、ソプラノを独唱したのは僕の高校時代の同級生だったし。彼女、高校時代からチャーミングだったけど、今日はまるで白雪姫風だった。

 アンコールは「千の風になって」。デザートもしっかりいただいた気分になって、気持ちよく帰路につけた。やっぱり生のオーケストラはいいね。

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僕の「肖像画」

 妹一家が遊びに来て、小学3年生の甥っ子が僕の「肖像画」をチラシの裏に描いていった。妹いわく「わー、上手。お兄ちゃん、そっくり!」だって。なんか、親馬鹿な気がする。そんなに似てるかな(笑)。まあ、太めのまゆ毛は特徴つかんでるんだろうけど。

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京都でコンサート

 昨日の日曜日、新快速に乗って京都に出かけた。目的地は京都コンサートホール。クラシック専門のホールである。前にも一度来たことがあるので、記憶をたどって、たどり着いた。覚え方は京都府立植物園の近くっていうアバウトな感じだけど。

 催し物は混声合唱団の「木曜会」の50回目の記念演奏会。僕はこう見えても(?)けっこう合唱好きで、高校時代は男性部員の少ない合唱部の助っ人でステージに上がったことも。まあ、基本的に歌うのが好きで、クラス対抗の合唱コンクールもかなり力が入ってたなあ。

 木曜会はアマチュア合唱団だけど、実力はかなりのもの。趣向もかなり凝ってたし。なにせ創立50年以上だから、歴史が違うよなあ。創立者で代表の吉村さんは75歳のおじいちゃんだけど、団員から「ボス」と呼ばれてちょっとダンディ。足元が危ないところもあるんだけど、タクトも振ってたし。僕もあんなおじいちゃんになりたい。

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モダンタイムス

 「そうだ、京都 行こう」ってことで、昨日は京都に行ってきた。第一目的地は相国寺の若冲展だったのだが、公開最終日で日曜ということもあって、なんと入場2時間待ち。第二目的地もあった僕は速攻であきらめ、昼食をとった。それにしても恐るべき若冲人気。甘く見た僕が間違いだった。。。

 昼食後、第二目的地の近くの平安神宮で時間つぶし。小学校の修学旅行以来だ。外国人ツアー客の一団がいたので、それにまぎれて英語の説明を聞く。って、英語わかんないけど、なんか楽しくて。日本人の僕らが撮るポイントと微妙にずれたところを撮っている。たくさん漢字の書かれた看板の前で記念撮影をしてる白人おねえさんもいて。ちょうど結婚式をしていて、外国人のみなさん、かなり興味津々。まあ、僕も海外行ったら、婚礼の儀式とかうれしそうに見るだろうけど。

Suiren Kamo_1 平安神宮の庭園では花菖蒲と睡蓮がそろそろ見頃。特に睡蓮がきれいだ。池には鴨もいて。京都の鴨は観光客慣れしているのか、絵になるポイントでスタンバってる。

 第二目的地は京都会館。チャップリンの『モダンタイムス』の上映会である。でもこの上映会、B席で3000円するだけあって、ただの上映会ではない。音楽をオーケストラが生演奏する「オーケストラ ライブ シネマ」なのだ。実際、チャップリンの映画音楽はオーケストラで演奏するだけの価値があるということでもあって。ピストルの音、機械の音、さらにおなかが鳴る音まで楽器で、しかも生再現なので、オーケストラのみなさんは大変だ。タイミングがずれたら興ざめになるが、ほぼ完璧だった。

Chaplin  それにしてもチャップリンの映画は何度観ても面白いし、感銘を受ける。メンタルヘルスに支障をきたした工員チャーリーが歯車の中を流される有名なシーンでは、ある意味深刻なんだけどつい笑ってしまう。大切なことは四角四面で訴えるより、ユーモアをもってアピールしたほうが伝わるってことだな。

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サーカス

 20日、生まれて初めてサーカスを観にいった。キグレNEWサーカス。昔はキグレ大サーカスっていったと思うけど。甥っ子姪っ子の付き添いで行ったのだが、それほど期待していなかったぶん、けっこう楽しめた。

Sakasutento  テントは予想よりこじんまりした印象。特設会場なので駐車場はもともと田畑だった感じで、雨のせいでドロドロ。しかも季節はずれの低温で寒くてちょっとテンションが下がる。入場してみると、中はばっちり暖房が効いていてよかった。

Piero  舞台はピエロが大活躍。オープニングから、舞台設定のあいだのつなぎまでこなす。大技を繰り広げる人たちは言わば職人で、ピエロは芸達者なエンターテイナーだな。もちろん職人技も素晴らしい。特に球形の檻の中で3台のオートバイで疾走するアクロバットは興奮した。2台でもすごいのに、3台って。。。それに花形の空中ブランコ。目隠しプレイも手に汗握った。(目隠しプレイって言うとちょっとアレだけどさ)

Kuutyuuburannko  でも中にはちょっと見た目が地味ですごさが伝わらないかなっていう演目もあって。ああいうのは活弁士というかMCというか、ナレーションが必要じゃないのかなあ。少し淡々と進みすぎていたきらいはある。

 とはいっても、サーカスってのは哀愁というかちょっとくたびれた感じというか、独特の雰囲気が大事なので、ばっちり決まりすぎててもいけないのかもしれない。B級が似合うのかな。シルク・ドゥ・ソレイユにはない魅力というか。

 公演は昼だけのようだけど、夜にあのテントの中でチャップリンの「サーカス」とかフェリーニの「道化師」とかを上映してもらえないだろうか。

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天皇家のふすま絵

Kyotokokuritsuhakubutsukan  2月11日、京都の国立博物館に行ってきた。「京都御所障壁画」展を観にいったのである。かなり難しそうだが、平たく言えば、天皇のお家のふすま絵である。やはり御所のふすま絵となると、そのきらびやかさといい、芸術性といい、迫力といい、すさまじいものがある。

Syouhekiga  荘厳なデザインばかりかと思ったら、心和むようなふすま絵もあり、ちょっと意外だったが、まあ確かに天皇さまにもホッとできる空間は必要だっただろうし。鳳凰とか虎といった、いかにもって感じのふすま絵よりも、僕としては雪をかぶった庭先の南天の絵が好みだった。これらのふすま絵の描かれた頃の天皇さまは好きな絵をリクエストできたのだろうか。

 京都国立博物館はそのほかにも神像や蒔絵の特別展示があり、さらに常設展示まであるのでじっくり見ていると時間もかかるし、集中力も切れてくる。実際椅子に座り込んで寝ている人もいて、芸術にも「食べすぎ」があるのだなと発見した。

 そういう僕もかなりおなか一杯になりながらも、博物館の目の前が三十三間堂なので、ついついデザート感覚で拝観してしまった。千手観音像が千体並ぶ様子はまさしく圧巻で、感動した。こういうのも「別腹」っていうのかな。

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ポンペイ展

S20070117_006 ポンペイの輝き

 14日、大阪のサントリーミュージアム天保山で開催中の「ポンペイの輝き」展に行ってきた。ポンペイと言えば、ヴェスヴィオ火山の噴火で火山灰と火砕流に飲み込まれた悲劇の古代都市である。その遺跡から発掘された興味深い品々が展示されている。

 彫像、装飾品、壁画、さらには犠牲者の最後の姿の型どりまで展示されている中で、僕の目を釘付けにしたのはヘラというギリシャ神話の女神の像だった。ため息が出るほど美しい。というか、僕が単なる女好きなだけか。。。

 裕福な人の多かった街のせいか、装飾品も質・量ともにすばらしい。2000年近く昔とは思えないデザイン、細工の巧妙さ。植物のツタをモチーフにした首飾りが特にエレガントで、つい持って帰ってしまいたくなった。あとでルパンに依頼するとしようか。

 閉展間近の日曜とあって、かなりのお客さんだったので、近所なら平日にもう一回行って、もっとゆっくりゆったり見てみたいところだが、なかなかそうもいかない。お近くにお住まいの方には是非オススメしたい。 (別に朝日新聞の回し者じゃないんだけどね)

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